ハノイのトレインストリートは今もあり、列車は家々の間をすり抜けるように走っています。ただし2026年時点で、訪れてよいかどうかはグレーゾーンです。チャンフー通りとフンフン通りの間の区間は2022年9月から観光客の立ち入りがフェンスで閉ざされ、2025年3月には市の観光局が旅行会社に対し、客を連れてこないよう通知しました。隣接する区間のカフェは、警備員が黙認するときには今も客を招き入れています。
ハンボン通りのSilk Path Hotel Hanoiから線路までは約200 m、歩いて3〜5分なので、当日の状況を自分の目で確かめられます。
トレインストリートとはどんな場所か
この鉄道は1902年にフランスが敷いた単線で、ハノイ駅から北へロンビエン橋方面に延びています。南北を結ぶ幹線ではなく、旅客列車と貨物列車が1日に数本走るだけです。約850 mにわたって線路が細長い家並みの間を道路と同じ高さで通り、列車が来ると住民が玄関に身を引くほどの近さです。
2017年ごろから線路沿いの家々が観光客にコーヒーを売り始め、その光景がSNSで一気に広まりました。その後、人があふれ、線路の上に立つ人が出て、列車の緊急停止も起きたため、当局は何度も一部区間を閉鎖してきました。
旅行者の間で話題になる3つの区間
| 区間 | Silk Pathからの距離 | 状況(2026年10月) |
|---|---|---|
| チャンフー通り〜フンフン通り(ホアンキエム区側) | 約200 m、徒歩3–5分 | 2022年9月15日から両端をフェンスで封鎖 |
| チャンフー通りの踏切〜ディエンビエンフー通り(バーディン区側) | 約400 m、徒歩6分 | カフェは営業を続けており、入れるかはその日の警備次第 |
| レズアン通り沿い、駅の南側 | 約1.2 km、徒歩15分 | 比較的静か。ただし2025年3月の規制の対象 |
ハノイのトレインストリートは2026年に入れる?
公式には、どの区間も観光地ではありません。2025年3月、ハノイ市観光局は旅行会社に対し、トレインストリートのカフェへのツアーを販売・催行しないよう通知を出し、ホテルのすぐ周辺にあたるクアナム、ハンボン、クアドンの各坊(街区)を名指ししました。鉄道の安全帯は本来幅3 m以上と定められていますが、カフェが並ぶあたりでは約1 mまで狭まっています。
実際の状況は数か月ごとに変わります。2023年以降の報告には、主な入口に立つ警備員、お金を払う客を脇道から案内するカフェの店主、夕方の巡回、全面的に閉まる時期などが記されています。2026年10月に更新されたある旅行ブログでも、規則を守らないカフェがあったためにメイン区間が閉鎖されたと再び報じられました。訪問は、予定した日に実現しないかもしれないものと考えておきましょう。
旅行者にとっての意味
警備員やカフェの店主に立ち去るよう言われたら、従ってください。カフェに招き入れられた場合、それは市が営業しないよう求めている店で飲み物を買うということであり、走る列車から1 mの場所に座るリスクも自分で負うことになります。
列車が通る時間
この区間の時刻表は公表されておらず、列車はよく遅れます。ベトナムの報道で取材を受けた住民によると、いちばん確実なのは15:15ごろと21:15ごろ。2026年の旅行ブログでは、午前の半ばや19:30〜22:00ごろにも列車があり、週末は本数が増えるとされています。機関車だけが通ることもあります。
当日にホテルのフロントやカフェで尋ね、20分前には着いて、待つつもりでいましょう。カフェに入るかどうかを気にせず列車を見たいなら、チャンフー通りなどの踏切で遮断機の後ろに立ち、道路から通過を眺める方法があります。
Silk Path Hotel Hanoiからの訪れ方
ハンボン通りを西へ3〜5分歩くとフンフン通りに出ます。ここでは線路が長いレンガ造りの高架橋の上を走り、そのアーチには2018年に昔のハノイを描いた壁画が施されました。無料で合法的に線路を撮影できる場所で、頭上を列車が渡っていきます。フェンスで閉ざされたチャンフー通りの区間は、そのすぐ南から始まります。道順は周辺エリアと距離のガイドで地図付きで紹介しています。
カフェの値段
カフェが営業している場合は、何か注文するのが前提です。2026年10月の報告では、アイスのエッグコーヒーやベトナムのビールが約45,000ドンで、近くの普通のカフェより20–30%ほど高めでした。注文時に支払いを済ませ、バッグは膝の上に置いておきましょう。
子ども連れの場合
席は列車に手が届くほどの距離にあります。小さな子ども連れなら、カフェの低い椅子よりも、フンフン通りのアーチや踏切の遮断機の後ろから見るほうが安心です。
ハノイのトレインストリートについてのよくある質問
ハノイのトレインストリートは永久に閉鎖されたのですか?
いいえ。正式に永久閉鎖されたことはありません。ただし、チャンフー通りとフンフン通りの間のメイン区間は2022年9月から観光客に対してフェンスで閉ざされており、2025年3月には旅行会社に客を連れてこないよう通知が出ています。隣接区間に入れるかどうかは取り締まりの状況で変わるため、古い口コミに頼らず当日に確認してください。
トレインストリートに入ると罰金を科されますか?
規制の対象は個々の旅行者ではなくカフェやツアー会社で、報告を見る限り、警備員は罰金を科すより退去を促しています。ただし今後変わる可能性はあります。線路の上には決して立たず、警備員やカフェの店主に求められたら立ち去ってください。列車は間に合うように止まれません。
ハノイのトレインストリートに列車が来るのは何時ですか?
通りの区間に公式の時刻表はありません。住民がいちばん確実と挙げるのは15:15ごろと21:15ごろで、2026年のブログでは午前の半ばと、19:30〜22:00ごろの夜の列車も挙げられています。当日に地元の人に尋ね、20分前には到着しましょう。
Silk Path Hotel Hanoiからいちばん近いトレインストリートはどこですか?
線路のフンフン通り側の端はホテルから約200 m、ハンボン通りを西へ歩いて3〜5分です。フェンスで閉ざされたチャンフー通りの区間はフンフン通りのアーチのすぐ南から始まり、比較的静かなレズアン通り沿いの区間は、ハノイ駅の先へ歩いて約15分です。
子ども連れでもトレインストリートに行く価値はありますか?
安全な距離から見るなら、です。カフェの席は列車から1 m以内にあり、混雑して強引な客引きに遭うこともあります。フンフン通りのレンガの高架橋を渡る列車や、踏切の遮断機の後ろから見る列車なら、危険を冒さずに子どもにその瞬間を見せられます。
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状況・距離・カフェの値段は2026年10月に確認したものです。トレインストリートへの立ち入り状況は予告なく変わります。

